必要に駆られて購入したのだが……
昔から漫画本が好きで、とにかく気になった漫画は手元に置いておくのが常でした。お陰で、色々な漫画を全巻購入していたので、家の中は漫画本で一杯になり、本棚にも収まらない! これではマズイということで、問題の解決に勤しむことになったのですが、結局の話、家の容量は有限であり、それを削減するために選ばれた道は電子書籍でした(これは最近の話)。
電子書籍のストアは沢山あり、どれを選べば良いのかも考え倦ねいて、一番<可能性として廃れることがないであろう>kindleを選んだのでした。Amazonって、やっぱり凄いですよね! 正直、ハズレだとは思っていません。Amazonも潰れる可能性はあるかも知れませんが、よっぽどのことがない限りは潰れないのではないでしょうか。ジェフ・ベゾス、マジで頼むよ!
最も、昔の話になるが
小学生くらいの時分は、4コマ漫画にハマっていて、『ドラゴンクエスト4コママンガ劇場』とか死ぬ程、買いました。エニックスが出版していたんだけど、ぶっちゃけ、馬鹿なくらい出版物が乱発されていたような気がします。僕は、4コマと名の付くものは全て購入しており、それこそ『スーパーマリオ4コママンガ劇場』とか『マザー2 4コママンガ劇場』とか、4コマ漫画と名の付くものはほぼ全て購入していました。あの頃の記憶になりますが、数えたら500冊くらいはあったのではないかと。
専門学生になる頃に、有り余る本たちを処分しないと引っ越しが出来ないとのことで、全てをBOOKOFFに売りに行きました。実際、いくらくらいになったかは覚えていません。500冊とかダンボールに収めて売りに行ったけど、6,000円くらいだったんじゃないかなぁ、と思います。
そして、最近の話に戻りますが、『バガボンド』や『おやすみプンプン』など、社会人になってから買い溜めていた漫画たちを売り払いに行ったわけです。今年の夏くらいだったかな?
総計100冊はありまして、個人的に僕自身の見積もりで3,000円くらいになるんじゃないかなぁ、と思いましたがBOOKOFFはマジで容赦ない。100冊売って2,000円止まりでした。あの企業はヤバイね! 本気で容赦ない。僕は勉強になったわけです。BOOKOFFはマジでえげつないってね!
漫画本を大量に売り払ったわけですが、別に漫画と縁を切ったわけではないのです、そうではなく「どうやったら漫画と上手く共存できるか?」それを考えていたわけで、家の中の限られた容量と折衝を重ねるのであれば、物理的な漫画を購入する必要はないのではないか? と考えたのでした。
先にも記しましたが、僕はkindleを選びました。ただ、kindleはアプリに過ぎないし、Amazonが提供するKindle Fireを買う気にもなれなかった、不具合が多いって聞くし。じゃあ何を選んだの? というところで、やっとNexus7が登場するわけです。
Nexus7はマジですげぇ
世間一般で携帯電話と呼ばれるスマートフォンでも、僕はAndroid端末を選びました。根っからのGoogleっ子であり、別に個人情報が流出しようが、どーだって良いという人はAppleよりもAndroidを選ぶべきだといつも思います。不健全でもね!
AndroidはiOSよりも、よっぽど自由度が高い端末で、やりたいことはなんだって出来ます。僕はdocomoと契約をしており、dビデオやdアニメにも登録しておりますが、そういったものとも親和性があるのがAndroidなのです。
しばらく使ってNexus7の素晴らしさに感銘を受けました。今では出張に行く時も必ず持参して行きます。機内モードにすれば、飛行機の中でも漫画が読めるわけです。
僕は『ジョジョの奇妙な冒険』も第7部まではオールカラー版で購入をしたわけですが、これを持ち歩けるのはタブレット端末ならではの贅沢なのではないかと感じるわけです。ホントに素晴らしい。
ここで原始的な話になってしまいますが、もしも『ジョジョの奇妙な冒険』を第7部まで全巻持ち歩くとしたら、メチャクチャに重たくて、とてもではないけど、やるせない気持ちになってしまうわけです。ただ、こうしてタブレット端末にダウンロードして持ち歩くのであれば、数百グラムで事が済んでしまう。これって、僕が子供の頃に考えなかった未来が、すぐ側まで来ており、それを実践しているということに他なりません。『こちら葛飾区亀有公園前派出所』だって、たとえ全巻を所持していても、それを持ち歩くことは不可能に近い。車を持っていたって、これを車に積載した上で出歩くなんて、あまりに非現実的なのではないかと感じます。
それを可能にしてくれたのが、僕の観点でいう所でのNexus7なのです。『こちら葛飾区亀有公園前派出所』でお気に入りのエピソードを、飲み屋の友人の前で紹介するにしても、単行本を持ち歩かなくても、このタブレットで事が足りるなんて、まさに2014年、マジですげぇってことにならないでしょうか。
まぁ、正直な話でいうと、漫画を読むだけであれば、別にNexus7じゃなくてもいいんじゃないの? というツッコミはあると思います。他のタブレットだって、Kindleアプリが使えるものはいくらでもあるんですから、それでも問題ないと思いますが、Androidの申し子としてのGoogleが提供するタブレットであるNexus7のレスポンスの良さは特筆すべき点なのではないかと感じる次第であります。
Nexus7の利点
やっぱり、AndroidのOSが最新になった時に真っ先に対応する所が利点としてあります。先日、Lollipopになった時も早かったですしね。この辺りは純正であることが利点として働いたのではないかと感じます。僕はゲストモードとか使う必要性は感じられませんでしたが、タブレットの動作や雰囲気がオシャレになったのは感じるので、これはこれで良いのではないかと思う。
世の中の風潮として、iPhoneとかAppleがオシャレだから使うってのは、どうにも違和感が拭い去れません。別に、Andoroidでもいーじゃん? 実際、使ってみたら、その良さが分かるよってことで、本稿は閉じさせて頂きます。